【幸せの正体を見つける1−2−3ステップ】
周りがまぶしく見えるときに、読む話
周りを見ると、自分より幸せそうな人ばかりに見えるとき、ありませんか?
SNSや情報があふれる時代。理想や成功の“かたち”がたくさん目に入る中で、「私、ちゃんと幸せなんだろうか?」とふと立ち止まる瞬間もあるかもしれません。
そんなときこそ、自分にとっての“幸せの正体”を見つけることが、毎日のストレスを軽減し、人生の幸福度を高めるカギになります。
ここでは、自分なりの幸せを見つけるための3ステップをご紹介します。
ステップ1:たまねぎの皮をはがすように、自分の本音を見つける
「お気に入りの服を買ったとき、なぜそれを選んだのか覚えていますか?」
その理由と、実際の満足度が一致していれば、あなたは“自分の基準”で選べている人です。つまり、世間やトレンドに振り回されず、幸せを自分で感じ取る力を持っているということ。
でももし、「なんとなく人気だから」とか「安かったから」という理由が先に来るなら、ちょっと立ち止まってみましょう。
溢れる情報の中で、いつの間にか“誰かのおすすめ”が“自分の欲しいもの”になっていること、ありますよね。
まずは、衣・食・住のそれぞれについて、自分が最近選んだものを思い出してみてください。
例:ファッションの場合
選んだ基準は、価格? 素材? トレンド?
それとも「自分らしい」と思える一着だった?
本当は明るい色が好きなのに、「派手すぎるかな」と遠慮して、いつもモノトーンを選んでいませんか?
この問いかけが、自分軸を見つける第一歩になります。
ステップ2:選択と決断のプロセスを観察する
「私、なんでこれを選んだんだっけ?」
この問いを日常の中で意識すると、自然と“決断の思考回路”が見えてきます。
それは、「誰かの期待」だったのか、「自分の好奇心」だったのか。
「後悔しないため」なのか、「心がときめいたから」なのか。
一つひとつの選択の理由を辿っていくことで、自分にとって本当に価値のあるものが見えてきます。
選ぶ過程を大事にすれば、「買ってよかったな」「選んでよかったな」という感動も、深く味わえるようになります。
ステップ3:感謝と好奇心を持って、次へ進む
いつも幸せそうな人って、何が違うのでしょう?
それは「自分のことをよく知っていて、自分で選んで、自分で感動できる人」。
その力を身につけるには、ほんの少しの練習だけ。
まずは、3つの質問を自分にしてみましょう。
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今いちばん興味があることは?
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最近、自分で決めてよかったことは?
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次にチャレンジしたいことは?
どんな小さなことでも、心が動く瞬間をキャッチすること。
そして、「ありがとう」と思える気持ちがあれば、自然と幸せオーラはにじみ出ます。
【まとめ】選び、味わい、次へ進む
幸せの正体とは——
自分を知り、自分の基準で選び、後悔も満足もひっくるめて感謝し、
好奇心を持って次へ進む力。
そんな一瞬一瞬を、マインドフルに味わえることが、
人生を豊かにしてくれるのです。
なんでも手に入る今の時代は、まるで情報のバイキング。
でも、「何を選ばないか」も、自由な選択のひとつ。
疲れたなと思ったら、肩の力を抜いて、自分の視点を少しだけ高くしてみてください。
人生は、あなたが自由に決めていいのですから。
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