✨絵本『あのね きょうね』で伝えたかった想い
子どもに残してあげられるもの。
それは、何よりも「愛されていたという記憶」だと思っています。
完璧な子育てなんてできない。
忙しい日々の中で、いつも理想通りの言葉をかけられるわけじゃない。
それでも、ふとした瞬間にかけた言葉が、
子どもの心の支えになる時がきっと来る。
だから私は、この絵本を通して「言葉の力」を伝えたかったのです。
🧠 子育ては、言葉がけの積み重ね
子どもが「うれしい」「くやしい」「さみしい」「こわい」と感じた時、
その感情を誰かに受け止めてもらった経験は、
自己肯定感や他者への信頼を育てる土台になります。
子どもの感情に気づき、言葉で受け止めてあげること。
それはEQ(感情知能)を育む、親子の小さな対話の積み重ねです。
🐾 絵本からうまれた「EQ×動物キャラ」一覧表
絵本の制作を進める中で、感情と親の声かけをわかりやすく整理できるように
「EQ×動物キャラ」の会話サポート表を作りました。
絵本とあわせて使っていただける、実用的な保存版ツールです。
🐾 EQ(感情知能)とは?
EQとは、自分や他人の感情を理解し、うまく関わる力のこと。
子どもが将来、自信を持って生きるための大切な土台です。
EQは生まれつきだけでなく、日々の親子の会話の中で育まれていきます。
📊 EQ×動物キャラ|感情と親子の関わりサポート表
以下の表は、子どもが感じやすい9つの感情と、親がどんな言葉をかけるとよいかを「動物キャラ」でわかりやすく表現したものです。
【画像①:サポート表(横長)】

子どもの感情に寄り添う親の声かけ一覧表(EQ×動物キャラ)|犬・トラ・うさぎなどのキャラと感情の対応例つき
【画像②:動物キャラたちのイラスト】

絵本に登場する動物キャラ(犬・トラ・うさぎ・ねこ・くま・ゾウ・ライオン・ペンギン・馬)|EQと感情表現を学ぶ親子向けビジュアル
💡 この表の活用ポイント
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まず「子どもの気持ちに名前をつける」(=感情の代弁)
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否定せずに「共感」する
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正解を与えるのではなく「見守る」「一緒に考える」
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存在そのものを肯定する声かけを意識
✨ 実際の声かけが変わると…
例えば:
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「なんでそんなことで泣くの?」→「泣くほど悲しかったんだね」
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「怒らないの!」→「イライラしたんだね。どうしてそう思ったの?」
このように共感から始まる会話に変えるだけで、子どもの気持ちはすっと落ち着きます。
📚 絵本でも体験できます
今回ご紹介した内容は、**親子の気持ちをテーマにした絵本『あのね、きょうね、』**でも描かれています。
現在、Kindleで5日間無料キャンペーン実施中📚✨(2025/4/10-4/14)
➡ [絵本を無料で読む(リンク)]
おわりに
子どもが感じる小さな「感情」は、未来の大きな人間力につながります。
毎日の声かけを、ほんの少し変えてみませんか?
この一覧表が、あなたのご家庭の「こころの架け橋」になりますように🌱
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